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横目次1
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世立のシダレグリは、六合地区入山にあるよってがねぇ館から少し歩いた高台にあります。樹齢250年を超える群馬県で唯一のしだれ栗で、東西約5 、南北約7 に大きく広がった枝は、地面すれすれまで垂れ下がっています。昔から神々の休憩所と考えられ、大切にされてきた巨木です。
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群馬県吾妻郡中之条町大字入山2374 |
昭和37年(1962年)8月2日 |
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白根神社の境内には、樹齢1000年と推定される見事なしだれ桜があります。この桜は、遠く中国にその起源を辿ることができる「エドヒガン」という珍しい種類の桜です。樹高約10 、根廻り約5 もある桜が地面にまでその枝を垂らし、美しく咲き誇る姿はあの世のものではないかと思うほどです。
5月上旬、境内が桜にうまると、地元の人々は長く厳しい冬からすっかり開放され、待ちに待ったうれしい春の生活に入ります。
この桜がある白根神社は、草津の白根神社と関係があると言われ、この地の人々が白根の山を信仰していたものと思われます。 |
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群馬県吾妻郡中之条町大字入山字小倉(白根神社境内) |
昭和61年(1986年)2月13日 |
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龍澤寺の入り口にある巨木が妙全杉です。「龍澤寺の大杉」とも言われ、道行く人を驚かせています。
龍澤寺の開基、妙全尼がお勤めの帰りに、寺の石段の下に逆さにおいた杖が、そのまま根付いて大木になったものだと伝えられています。今も枝が逆さに垂れているのだと信じられ、「妙全尼の逆さ杉」とも言われています。
樹齢850余年で、樹高約38 、幹囲約6 という大杉は、県下の名木に数えられる大杉です。
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群馬県吾妻郡中之条町大字日影1160  |
昭和56年(1981年)12月12日 |
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山神様が祀られている「十二の杜」は、樹高約30 にもなる大きな楢(ナラ)の木があり、その根元に山神様である「十二様」が祀られています。
山神様とは、山に宿る神の総称で、毎月12日に十二様のお祭りがあります。また、山神様は女性と考えられていたので、嫉妬心から禍が起きないようにと、ここは昔、女人禁制となっていたそうです。
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群馬県吾妻郡中之条町大字入山4047 |
昭和61年(1986年)2月13日 |
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