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スポット

沢渡温泉から行ける群馬県の花の見どころ〜箕郷梅林misato bairin

〒370-3112 群馬県高崎市箕郷町善地962−1

    群馬三大梅林のひとつ、箕郷梅林とみさと梅まつりを紹介

    時期

    3月上旬〜下旬。取材班は3月8日に訪れました。開花中は梅まつりが無休で開催されます。

    場所

    沢渡温泉からは1時間ほど。伊香保経由が近道ですが、分かりにくい時は一度渋川市に戻ってからでも良いと思います。国道353号線を渋川方面へ進み、小野上駅の手前の信号を右折。県道35号線を渋川方面へ進んで、岡崎の信号を右折。茶色のアーチ型の橋を目印に県道164号線へ左折します。しばらく道なりに進んで行き、自衛隊の駐屯地を過ぎて少し進むとフルーツラインに入ります。谷を回り込むように走り急角度に折れるような感じに右折します。ここに梅林会場の案内があります。1分ほど進んだ左側が駐車場です。入場料は無料ですが、駐車料金は300円です。料金を支払うと、5粒ほど入った梅干しをいただきました。昔ながらの塩辛い美味しい梅干しです。

    見どころ

    箕郷梅林は、たいへん広いエリアで、いったいどこまで続くのかと思うほど梅林があります。車で流すだけでも楽しめますが、やはり梅の下を歩いてみたいものです。梅まつりは、善地会場と蟹沢会場の2箇所がメインで、駐車場があるのは両会場のみです。2 つの会場は、谷を挟んで相向かいになっており、車で移動すると3分ほど。時間があれば、両方見るのが良いですが、展望台などがあり、わずかににぎやかなのは、善地会場かなといった雰囲気です。

    展望台は、駐車場のすぐ横に作られています。そもそも榛名山からの山の斜面なので、南側はずっとひらけており、眺望はたいへん良い場所です。展望台に上がると梅の木の上から見るようになるので、空を飛んでいるかのような眺めが味わえます。

    駐車場からは、いくつか散策コースが設けられています。どこへ行っても梅だらけなので、駐車場のすぐ下の梅林でのんびりしても良いんじゃないだろうかと思いますが、小春日和に気楽に歩くのも気持ちの良いものです。

    おすすめの散策コースは、駐車料北側、丸1 の案内板からパノラマコースを通って帰ってくるルート。舗装路をゆるーく上がって行って周遊する歩きやすいコースです。梅林は、とても良く手入れされていてひとつひとつの木が大切にされているのが伺えます。かなり年輪を重ねたであろう古木があり、歴史の深さが分かります。中には放置されてしまった梅林が藪に覆われていて後継者や高齢化問題なのかなと感じつつ、やはり管理の大変さが実感できる梅林です。

    駐車場でいただいた梅干しでも分かる通り、梅林は、花を楽しむ他に実の収穫も目的のひとつです。梅まつり期間中は、梅加工品の販売もあるそうですが、私が行った時には、直売所らしき場所が1箇所あっただけでした。あれだけ、美味しい梅干しでしたので、おみやげとして買って帰りたい人もいると思いますが、ちょっと寂しい感じでした。土日などにはにぎやかになるのかもしれません。

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