スポット
【音声ガイド】
平成 17 年に惜しまれつつ閉校した木造校舎の小学校です。その歴史は古く、明治 12 年にはこの場所に設立されており、現校舎は昭和 10 年に建てられたものです。
昭和 2 年には日米親善に関し、青い目の人形「ローズメリー」が寄贈され、今でも中之条町にある歴史と民俗の博物館ミュゼにて展示されています。
温泉街から細く狭い坂道を登っていくと校門が現れます。この校門、当初から設置されていたわけではなく校門がないことを嘆いた四万の人々が協力し、渋川市の金井にあった橋から譲り受け設置したものです。
校舎や遊具は今もなお残されており、まるでタイムスリップをしたような、そんな不思議な感覚になります。初めて見る方でも思わず「懐かしい・・・」と感じることでしょう。
また現在では、国際現代芸術祭『中之条ビエンナーレ』などの会場にもなっており、期間中は作品の展示が行われ中に入ることもできます。校内は高い天井や趣のある階段など、いたるところにこだわりがありモダンな美しさを醸し出しています。(普段は施錠されております)
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