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文化元年(1804)の夏、大干魃(かんばつ)になった時、村人たちが稲裹神に雨乞いをしたところ、その夜のうちに雨となって農作物が生気を取り戻しました。このことによって、稲包山山頂に石宮を祀り 登山口に神社が建立されました。 そして稲裹神の神徳を称えて、霊験あらたかなることを後世に伝えるために、文化3(1806)年、伊勢国人村上氏を頼みて祝歌を作り、稲裹地神之碑(いなつつみぢしんのひ)が建立されました。 稲包山(1,597m)は、中之条盆地の水源の山として信仰されています。山頂の奥宮、登山口のゆずりは地区にある社は中宮であり、東吾妻町の大宮巖鼓神社は里宮と考えられます。
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